ロシア軍のウクライナ攻撃はロシアが和平交渉を望んでいないことを示している=仏外務省
フランス外務省は21日、前夜にロシア軍がウクライナに対して574機の無人機と40弾のミサイルで攻撃を仕掛けたことを非難した上で、それはロシアが和平交渉への真剣な参加を望んでいないことを示すものだと指摘した。
フランス外務省が発出した声明をフランス24が報じた。
声明には、「ロシアは、交渉への準備があると表明しながら、574機の無人機と40弾のミサイルを住宅地に向けて発射して、ウクライナ領への死の攻撃を続けているのだ」と書かれている。
また外務省は、それらの攻撃は「殺戮を止め、ロシアへの圧力を維持して、強化する必要性を改めて示すものだ」と指摘した。
外務省はそして、トランプ米大統領によるウクライナの公正かつ永続的な平和に関するイニシアティブへの支持を改めて確認した。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、20日夜から21日朝にかけて、同国各地に対して計614点の無人機とミサイルを発射した。西部リヴィウやムカチェヴォで死傷者が確認されている。