「早期停戦と公正な和平の達成が重要」=石破日本首相、ウクライナに関する「有志連合」オンライン会合に出席
日本の石破首相は19日、英国・フランス・ドイツ政府の主催で開催された「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に出席した。
日本外務省が公式ウェブサイトで公表した。
発表によれば、石破首相は、18日の米宇首脳会談、その後の欧州を交えた拡大会談に言及し、「精力的な議論の結果、米国による積極的イニシアティブの下、ウクライナが関与する形で、今後の道筋について一定の共通理解が形成されたことを歓迎」した。
また石破氏は、領土の一体性を堅持することの重要性を指摘しつつ、力による一方的な現状変更を許してはならず、各国で一致団結して、ロシアから前向きな対応を引き出していきたいと述べた。
同氏はさらに、早期の停戦を実現することと公正かつ永続的な和平という2つの目標を達成することが重要だと強調した。
これに先立ち、石破首相は19日、記者会見時に、ウクライナの安全の保証への関与につき、日本は議論をきちんとフォローしていきながら、日本に何ができ、何をすべきかということを、法制面、能力面を含めてよく検討しながら、日本として然るべき役割を果たしていくと発言していた。
写真:在ウクライナ日本国大使館(X)