過去2週間で戦争終結の道で著しい進展があった=ストゥブ・フィンランド大統領
フィンランドのストゥブ大統領は18日、過去2週間では、それまでの3年半以上に、ロシアの対ウクライナ戦争の終結のための大きな進展があったと指摘した。
ストゥブ大統領がホワイトハウスでのトランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領、欧州複数首脳による拡大会談の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ストゥブ氏は、「過去2週間、私たちは、多分、それまでの3年半以上にこの戦争の終結での大きな進展を達成した。そして、私たちが今日このテーブルに着いているという事実が象徴的だ。なぜなら、これはウクライナを助ける『欧州チーム』と『米国チーム』だからだ」と発言した。
同氏はまた、会談に期待される進展は、何よりも安全の保証と、ウクライナ、米国、ロシアの三者首脳会談の開催に向けた前進に関わるものだと強調した。
その他同氏は、「国際メディアは、なぜここにフィンランドの大統領がいるのかと問うかもしれない。私は、その理由は、私たちは小さな国かもしれないが、ロシアとの間に800マイルを超える長い国境を持ち、当然、ロシアとの関係で私たち自身の歴史的経験があるからだと思っている」とし、とりわけソ連・フィンランド戦争を例に挙げて説明した。
加えて同氏は、2025年にロシアのウクライナに対する軍事侵略が終わり、永続的で公正な平和が達成されるだろうとの確信を表明した。