メルツ独首相、三者首脳合意で停戦合意が生じることを期待
ドイツのメルツ首相は18日、開催が望まれている宇米露の三者首脳会合の結果は、少なくとも停戦合意となるべきだと発言した。
メルツ首相がホワイトハウスでのトランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領、欧州複数首脳による拡大会談の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「今後、私たちをより困難なステップが待ち受けている。道は開かれた。あなた(編集注:トランプ大統領)が先週金曜日それを開いたのだ。しかし、今私たちの前には複雑な交渉が控えている。正直に言えば、私たち皆が、少なくとも次の会談からの停戦を目にしたがっている。私は、次の会談が停戦なしに行われるのは想像できない」と強調した。
そして同氏は、「それに向けて取り組み、ロシアに圧力をかけよう」と呼びかけ、「なぜなら私たちの今日の努力への信頼は、次の段階の真剣な交渉の開始時に、少なくとも停戦が実現するかどうかにかかっているからだ」と指摘した。
同氏はその上で、「そのため、私はこの側面を強調したいし、次の『三者』となるべき会談からの停戦を目にしたい。それがどこで開かれようともだ」と発言した。