石破日本首相、「有志連合」オンライン首脳会合に参加

日本の石破首相は13日、英・仏・独の主催で開催されたウクライナに関する「有志連合」オンライン首脳会合に参加した。

日本外務省が公式ウェブサイトで公表した

石破首相は、侵略に日々対峙しているウクライナの人々に改めて敬意と連帯を表明し、また「ウクライナにおける早期の全面停戦、公正かつ永続的な平和の実現が、我々共通の目標であり、そのために我々が結束して対応するべき」だと伝えた。

また石破氏は、日本はこうした目標を実現するためのトランプ米大統領の取り組みを歓迎し、強く支持しているとし、またアラスカでの米露首脳会談でロシアが前向きな対応をとることを強く求めると述べた。

同氏はさらに、「ウクライナで起きていることが東アジアでも起こり得る」との強い危機感を示した。また、露朝軍事協力の進展はグローバルな安全保障上の懸念事項であるとし、引き続き各国と連帯し、対応していきたいと発言した。

加えて同氏は、日本は国際社会と連携したウクライナ支援を継続するとして、特に、官民一体の復旧・復興の取組を引き続き推進すると伝えた。

なお、13日、ウクライナのゼレンシキー大統領もまた、ベルリン訪問時にメルツ独首相と共に「有志連合」第6回会合(オンライン)に参加していた。同会合では、ウクライナのための安全の保証の重要項目、今後の支援、共通プロジェクトの発展について話し合われた。