欧州はウクライナにおける平和の交渉に参加せねばならない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、欧州はウクライナにおける平和に関する会談や交渉に参加せねばならないと発言した。
ゼレンシキー大統領が、フェイスブック・アカウントにて、同日のドイツのメルツ首相との電話会談の結果について公表した際に言及した。
ゼレンシキー氏は、ウクライナとドイツはこの戦争をできるだけ早く、しっかりした平和で終了させねばならないという同じ見方を有しており、戦争終結のパラメーターは今後数十年の欧州の安全保障環境を象っていくと指摘した。
そして同氏は、「戦争は欧州にて生じており、ウクライナは欧州の不可分の一部であり、私たちはもう欧州連合(EU)加盟の交渉をしている。よって、欧州は関連プロセスの一部でなければならない」と強調した。
報告によれば、ゼレンシキー氏とメルツ氏は、ウクライナとドイツの立場を調整したという。ゼレンシキー氏は、「メルツ氏とまた協議することで合意した。安全保障担当補佐官が今日、私たちの共通の視点を調整するためにオンライン会合を開く。ウクライナと全欧州と米国だ」と伝えた。
また同氏は、前日(6日)近々首脳級で平和についての会合を開く際の、様々なあり得るフォーマットについて話し合われたとし、「2つの2者フォーマットと1つの3者フォーマット」だと指摘した。
同氏はそして、「ウクライナは会談を恐れておらず、ロシア側からも同様の勇敢なアプローチを期待している。戦争を終わらせる時だ。支援してくれている皆に感謝する」と書き込んだ。
写真:大統領府