ウクライナ大統領府、協議プロセスに特に積極的に関与している欧州7か国に言及

ウクライナのブルシロ大統領府副長官は20日、現在の露宇戦争関連の協議プロセスに特に積極的に関与している欧州の国は英国、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランド、ノルウェー、ポーランドの7か国だと発言した。

ブルシロ副長官がテレビ番組出演時に発言した。

ブルシロ氏は、「現在、欧州においてそのプロセスの最も積極的な参加者は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランド、ノルウェー、ポーランドだ。もしかしたら、どこかの国のことを思い出せていないかもしれないが、しかし、(編集注:ゼレンシキー)大統領は、今日、国際分野で極めて集中的で大規模な活動を行っている。その活動が萎むことはなく、伸長するばかりだ」と発言した。

また同氏は、今後2か月間、大統領が参加する外交面での出来事が特に充実することになると指摘した。

その際同氏は、「特に、6月が活発になり、7月もまた同様に活発となる。端的に言えば、現場のあり得る解決策の模索において、自由な時間は1分すらないということだ。本当に大規模な外交活動、大統領の国際活動が行われている」と発言した。

なお、20日、ゼレンシキー大統領は、スターマー英首相、マクロン仏大統領、メルツ独首相メローニ伊首相、ストゥブ・フィンランド大統領、ストーレ・ノルウェー首相、フォンデアライエン欧州委員会委員長と電話会談を行っていた。