ゼレンシキー宇大統領、宇米両国チームによる会談準備に言及 「最初の結果は来週出るかもしれない」

ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、現在国際面の仕事が続いており、ウクライナと米国のチームが今後の会談に向けた作業を始めたと発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「今日は多くの国際面の仕事が行われている。私はオランダ、ポルトガル、スロベニアの首相と話したし、ドイツ首相とも話した。支持をありがとう。私たちは、明日ブリュッセルにて開催される欧州連合(EU)首脳会談に向けて準備している。外交イベントがどれだけ迅速に展開しているかは皆が見ている。今日、私たちのチーム、ウクライナと米国のチームが会談に向けた作業を始めた。アンドリー・イェルマーク(編集注:宇大統領府長官)とマイケル・ウォルツ(編集注:米国家安全保障担当大統領補佐官)が話した。肯定的な動きがある。来週最初の結果が出ることを期待している」と伝えた。

同氏はまた、今ウクライナの欧州統合方面の積極的な活動も再開しなければならないと指摘し、「欧州方面でも動きを再開しないといけない。私たちの欧州統合に関することをだ。具体的には、加盟交渉プロセスのクラスターに関することだ。私たちはパートナーたちの支持に期待している」と伝えた。

これに先立ち、5日、イェルマーク宇大統領府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ウォルツ米国家安全保障担当補佐官と電話会談をしたと報告していた

イェルマーク氏は、ウォルツ氏と「公正かつ永続的な平和への道筋における今後の行動につき協議した。また、安全保障問題とウクライナと米国の間の二国間関係の間の立場の調整に関して意見交換を行った。その重要な作業を続けるための近い将来における私たちのチームの会談につき合意した」と報告した。

ウォルツ氏もまた、CBSニュースにて、イェルマーク氏との電話会談につきコメントした

同氏は、「私はつい先ほど、私の同僚であるウクライナの安全保障担当補佐官と電話で話し、時間、場所、代表団につき協議し、米国とウクライナ人、米国とロシア人の間のシャトル外交となり、その後は、トランプ氏が選挙戦の時に約束して、そのために当選した、この戦争の終結に彼らを向かわせる、交渉の席に着くことについて話した」と発言した。