アフリカ7か国首脳・外相、キーウ州ブチャを視察

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16日、南アフリカ、ザンビア、セネガル、コモロの大統領、エジプト首相、ウガンダとコンゴの大統領特別代表がウクライナを訪れ、昨年のロシア軍が占領時に住民に残虐行為を犯したキーウ州ブチャを視察した。

南アフリカ大統領のツイッター公式アカウントが伝えた

発表には、「アフリカ平和ミッション。国家元首と政府のトップは、紛争の初期段階で命を失った458人の市民が埋められている聖アンドリー正教会教会の裏に位置する集団墓地を訪れた」と書かれている。

また、ウクライナ検事総局広報室は、コースチン検事総長がアフリカ首脳とロシアによる戦争犯罪の責任追及について話し合ったと伝えた

発表には、コースチン氏はアフリカ代表団にロシア軍が2022年3月の同市占領時に行った犯罪現場を見せたと書かれている。

コースチン氏は、「この町の名前は民間人大量殺人の同義語となった。ここにて皆が最初に『ロシアの世界』の本当の獣の顔を目にしたのだ。それは、集団埋葬、拷問、民間ウクライナ人の家の破壊だ。侵略者は新たな犯罪を私たちの会合時にすら続けている。ロシアのミサイルは平和なウクライナの町を攻撃した」と指摘した。

写真:検事総局

同氏はまた、「この犯罪が不処罰であってはならないということにつき、2つの考えはあり得ない」と強調した。

さらに同氏は、過去数十年、アフリカでは国際犯罪の責任追及において著しい進展があったと述べ、「ルアンダ、シエラレオネ、チャド、中央アフリカ共和国の法廷は、ウクライナに対する侵略犯罪に関する特別法廷の設置が不可欠かつ可能であることんつき確信を加えている。私たちは、アフリカの友好国による私たちの司法分野のイニシアティブへの支持に感謝する」と強調した。