ロシアとの国境には強力な壁が必要=ドイツ大使

フェルドゥーセン駐ウクライナ独大使は22日、ロシアが再びウクライナを攻撃できないようにするためには、ロシアとの国境に壁がなければならないと発言した。

フェルドゥーセン独大使がメディアセンター=ウクライナ・ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

フェルドゥーセン氏は、「目的はロシアの抑止でなければならない。ロシアは、ウクライナやその他のどのような隣国も再び攻撃できてはならない。それが私たちの目的だ。それをどのように達成するか?武器の供与は難しいことの1つだ。(中略)しかし、ロシアが再びウクライナを攻撃できないようにするために、ロシアとの国境には非常に効果的で強力な壁がなくてはならない」と発言した。

同氏はまた、ドイツは過去1年間ウクライナに対して非常に多くの武器を提供したとし、今後もそれを続けていくと伝えた。その際同氏は、「それはウクライナが必要としている武器だ」とし、ドイツは戦争が終わるまでウクライナに武器で支援をしていくとし、また人道支援はじめ、その他の支援も提供していくと伝えた。その他同氏は、ウクライナのテーマはドイツの報道機関で今もトップで報じられていると発言した。

なお、ドイツは、欧州連合(EU)加盟国の中で最も多くの武器をウクライナに提供している。