露によるクリミア「併合」を認めることは決してない=トルコ外相

チャヴショール・トルコ外相は、トルコはロシアによるクリミア「併合」を認めない、クリミア・タタール人をサポートし続けると述べた。

チャヴショール・トルコ外相がエスキシェヒル(編集注:クリミア・タタール系住民の多いトルコの町)のNGO代表者との会談時の演説の際に発言した。トルコのニュースサイト「ハベルレル」が報じた

チャヴショール外相は、「私たちは、クリミアの併合を認めてこなかったし、今後も認めない。私たちは、クリミア・タタール人の権利を最後まで防衛し続ける」と発言した。

外相はまた、トルコはクリミア問題における「主要国家」の一つであり、クリミア・プラットフォームにも参加していることを指摘した。

なお、トルコ外務省は9月4日、被占領下ウクライナ領クリミアにて、ロシア占領政権当局がクリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」のナリマン・ジェリャル第一副代表はじめ計5名を拘束した件につき、懸念を表明する声明を発出している