前政権政治家、マイダン革命時の殺人容疑で訴追

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15日、2014〜19年に最高会議にて与党(人民戦線党)会派に所属していたテチャーナ・チョルノヴォル元議員に、2014年の尊厳革命(マイダン革命)中、地域党事務所を放火し、意図的に殺人を行なった罪の訴追文が手渡された。

チョルノヴォル氏本人がフェイスブック・アカウントにて伝えた

チョルノヴォル氏は、「先ほど、尊厳革命参加の訴追文が手渡された」と述べ、国家捜査局から殺人容疑の訴追文を受け取ったことを伝えた。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

同氏はまた、自身をサポートしてくれた人々、2013〜14年に尊厳革命に参加した人々へと謝意を述べた。

これに先立ち、2020年4月、チョルノヴォル氏には、国家捜査局により意図的な殺人を行なった容疑が伝達されていた。捜査側は、2014年2月18日の尊厳革命時、チョルノヴォル氏が当時の与党「地域党」のキーウ(キエフ)市内の事務所放火を計画したと主張。その際、事務所にいた57歳の職員が死亡している。

裁判所は、チョルノヴォル氏に対して、未決囚予防措置として夜間自宅軟禁を選択していた。

チョルノヴォル氏は、第8最高会議(2014〜2019年)の最高会議議員(与党「人民戦線党」会派所属)。記者、活動家としても知られる。