ウクライナ系のフリーランド氏、カナダ財務相に就任

フリスチャ・フリーランド副首相は、ジャスティン・トルドー第二次内閣にて副首相との兼任でで財務相に就任した。

18日、オタワにて新内閣就任式が開催された。ウクルインフォルム特派員が伝えた。

その他の閣僚は全員留任している。

なお、財務相前任のビル・モルノー氏は、17日に辞任を表明していた。報道によれば、同氏が辞任を決めた原因は、トルドー首相との間で、コロナ危機下における経済再生政策において見解の相違が生じていたためだという。

カナダは、今年、大規模な経済再生方策の実施により、第二次世界大戦以来最大規模の財政赤字となっている。

なお、フリスチャ・フリーランド氏は、ウクライナ系カナダ国民として知られ、作家、記者、政治家として活動をしている人物。2017年1月から2019年11月までカナダ外相を、2019年11月以降は副首相を務めていた。