ウクライナ宇安保会議書記、米国との協議実施につき報告

ウクライナのウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は5日、米国にて2日間にわたり、米政権代表者と和平関連の協議を行ったと報告し、その際ウクライナの優先課題は国独立と主権の保護や国民の安全の保証だと指摘した。

ウメロウNSDC書記がフェイスブック・アカウントで伝えた

ウメロウ書記は、「2日間にわたり、ウィトコフ和平問題特使とクシュナー氏が、ウメロウNSDC書記とフナトウ・ウクライナ軍参謀総長と会談し、ウクライナにおける永続的かつ公正な平和の達成のための現実的かつ効果的な道筋の進展について協議した。本日、過去2週間で6回目となる両者会合が行われた」と伝えた。

同氏はその際、ウクライナの優先事項は、国の独立及び主権の保護、国民の安全、成功した民主的未来のための安定した基盤を京成する解決だと指摘した。

協議参加者たちは、米国代表団の最近のロシア訪問の結果及び戦争終結につながる可能性のある措置について協議したという。

また、米国側とウクライナ側は、安全保障分野における合意の枠組みを調整し、永続的な平和を確保するための必要な抑止手段についても議論したという。

声明にはさらに、「双方は、どのような合意の達成もその真の進展は、ロシアに長期的な平和への真のコミットメントを示す準備があるかどうかに依存していることを強調した。具体的には、エスカレーションの緩和及び殺戮の停止に向けた措置を講じることだ」と書かれている。

その他、「未来発展プログラム」が検討されたとあり、それは戦後のウクライナ復興プロセス、米国とウクライナの共同経済イニシアティブ、及び長期的な復興プロジェクトを確保する内容だと説明されている。

加えて、双方は、戦争の終結及び停戦とエスカレーションの緩和に向けた実際的な措置が、新たな侵略を防ぎ、ウクライナを戦前よりも強く、繁栄させる包括的な復興計画の実現を確保するために必要だと強調している。

また、双方は6日も再び集まり、協議を続行すると書かれている。