クリムキン外相、ロシアの欧州評議会への回帰に関するヤーグラン同事務局長の発言に反論

ウクライナのパウロ・クリムキン外相は、トルビョルン・ヤーグラン欧州評議会事務局長による、欧州に新たな分断線を生み出させないために、ロシアを欧州評議会に戻さねばならない、との発言に対し、反論を行った。

8日、クリムキン外相がツイッター・アカウントに書き込んだ。

同外相は、「ヤーグラン氏は、ロシアを欧州評議会に完全に戻さねばならない、そうでなければ欧州に分断線が生まれてしまうからだと述べた。そのような論理を用いるのであれば、犯罪者を牢屋から解放しなければいけないことになる。なぜなら、それが社会における分断線だからだ」と書き込んだ。

これに先立ちヤーグラン欧州評議会事務局長は、ロシアが欧州評議会を離脱してしまうと、Brexit(英国のEU離脱)と同じく、欧州にとっての衝撃となると発言していた。