ウクライナ中央選挙管理委員会、ドネツィク・ルハンシク両州被占領地域での「選挙」を無効と発表

ウクライナ中央選挙管理委員会は、11月11日にウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州の一時的被占領地域で行われた「選挙」は正当ではないと強調した。

12日、中央選挙管理委員会のウェブサイトで公表された。

中央選挙管理委員会は、「この『選挙』は、ウクライナ憲法と選挙法の規範に違反して組織、実行されたものであり、国際法の規範と原則に反している。そのため、前述の『選挙』は、一切の法的結果を生じさせない。つまり、一切の法的効力を有さない」と指摘した。

中央選挙管理委員会はまた、ウクライナ国内法と欧州安全保障協力機構(OSCE)の基準に完全な形でのっとり、しかるべき国際的監視が行われた選挙のみが、合法な選挙結果を生み出すのだと強調した。

これまでの報道にあるように、本日、11月11日、ドンバス地方ではいわゆる「選挙」が非政府管理地域で予定されている。

この偽選挙実施計画は、すでにアメリカEU加盟国日本、カナダ、NATO、OSCEなどにより非難されている。