クロアチアのパイプラインはハンガリー及びスロバキアへの石油供給を代替可能=プレンコビッチ首相

クロアチアのプレンコビッチ首相は19日、ロシアとの間の石油パイプライン「ドルジュバ」を稼働させなくても、クロアチアの石油パイプラインを通じて、ハンガリーとスロバキアに石油を完全に供給できると発言した。

プレンコビッチ首相がブリュッセルでの欧州理事会会合の開始前に述べた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

プレンコビッチ氏は、「クロアチアは、『ドルジュバ』が機能していない時であっても、ハンガリー及びスロバキアへのエネルギー安全保障と石油供給を確保できる。したがって、友人として、隣人として、そして長年の歴史的な友人であるハンガリー人とスロバキア人のパートナーでありたいと願う者として、私たちは彼らの経済のために働き、彼らが必要とする石油を供給するために働く準備ができている」と述べた。

同氏はまた、クロアチアの石油パイプラインの支線が、ハンガリー及びスロバキアの需要を完全に満たせることを裏付ける試算を提示した。同氏はその際、「ハンガリーの石油会社からは13隻のタンカーが注文され、そのうち4隻は既にクロアチアに到着している。石油はパイプラインに注入され、サースハロムバッタ市にあるドナウ製油所MOLに輸送された。私たちの現在の能力は150万トンであり、これは1.5に12か月を掛ければ、1300万トンを超えることが容易に分かる。そして、スロバキアとハンガリーの両方の製油所が毎日フル稼働した場合の現在の合計能力は、約1100万トンである」と説明した。

そして同氏は、ハンガリーのオルバーン首相はこのことを非常によく知っているし、EUは2022年からの制裁パッケージにおいて、ロシア産化石燃料、ロシア産石油の供給を徐々に停止し、他の供給源に移行することを決定していると付け加えた。

同氏はそして、「ご存じの通り、市場で他の供給源から購入する石油と、ロシアからウクライナを経由してスロバキア及びハンガリーにパイプラインのみで届く石油との間には価格差がある。そして、彼らが言うには、その価格差は30%低い。したがって、もしかしたらこれが、問題がどこにあるのかという問いに対する完全に明確な答えを与えているかもしれない」と述べた。