ウクライナと韓国、さらに13の経済協力プロジェクトを準備
ウクライナのクレーバ復興担当副首相兼地域発展相は23日、韓国の具潤哲(ク・ユンチョル)副首相兼企画財政部長官とオンライン会談を開き、両国の共同インフラプロジェクト実現について協議を行なった。
クレーバ副首相がテレグラム・アカウントで伝えた。
クレーバ氏は、「焦点は、経済開発協力基金(EDCF)の枠組みでの協力である。ウクライナはすでに、韓国製の高速電気列車20両購入のための優遇融資に関する公式な要請を提出した」と伝えた。
また同氏は、これが両国間の最大の経済プロジェクトであり、ウクライナの鉄道を近代化する一歩になると指摘した。そして同氏は、本プロジェクトは、韓国の全ての主要なメーカーの間の公開かつ透明な入札を通じて実施されることを喚起した。
その他、双方は、会談時、ウクライナの自治体がインフラの復旧のための重機を入手できるようにする新たな仕組みの立ち上げについても別途話し合ったという。提案の1つは、韓国のパートナーと共同で、ウクライナ国際リース企業を設立することだという。
さらに双方は、政府開発援助の枠組みにおけるプロジェクトについても協議した。現時点で、6つの共同プロジェクトがすでに進行中であり、さらに約13のプロジェクトが準備されているという。その中には、鉄道運行管理センターの建設、ウクライナの航空の近代化と支援、そして中部ジトーミルに重機の訓練センターを設立することが含まれるという。
写真:クレーバ副首相(テレグラム)