国連開発計画、横浜市と連携してウクライナ南部オデーサ市の保育園支援クラウドファンディングを開始
写真・動画
国連開発計画(UNDP)は、横浜市と連携して、同市のウクライナにおける姉妹都市であるオデーサ市の爆風で被害を受けた保育園の整備を支援するクラウドファンディング・キャンペーンを開始した。
国連開発計画駐日代表事務所広報室が伝えた。
UNDPは、「ウクライナ・オデーサ市の姉妹都市である横浜市と連携し、爆風で被害を受けた第141保育園の園庭や教育環境の整備を支援するクラウドファンディングキャンペーンを開始した」とし、同キャンペーンは9月30日まで実施されると伝えた。
また、発表には、ウクライナ南部オデーサでは、ミサイルや無人機の攻撃により多くの公共施設が損傷しており、とりわけ第141保育件は度重なる爆風で壁や屋根が壊れ、2023年より閉鎖を余儀なくされたと書かれている。UNDPは、現在園舎の修繕を進めているものの、「子どもたちが安全に遊び、学び、心身の健康を取り戻せる環境づくりにはさらなる支援が必要」だと説明し、寄付を呼びかけている。
キャンペーンで集められた寄付金は、保育園の遊具、机、椅子、調理器具などの購入費用に充てられ、寄付者には、ウクライナの伝統工芸品や、現地の子供たちからの感謝のメッセージなどが返礼品として送られるという。
募金の目標金額は300万円。
寄付は以下のリンクから受け付けられている。
https://readyfor.jp/projects/undp-yokohama-odesa
また8月13日には、日本時間18時より、オンラインイベントも開催され、オデーサ市・横浜市・UNDPが連携して進める支援の背景や、保育園の被害状況、支援の意義などについて紹介するという。同イベントの参加にはリンク登録が必要。
写真:UNDP