スヴィリデンコ・ウクライナ新首相、新内閣の優先課題に言及
スヴィリデンコ新ウクライナ首相は17日、新内閣の活動を国の防衛ニーズに集中させる予定だと発言した。
スヴィリデンコ首相が最高会議での自身の首相職への任命投票の前に発言した。ホンチャレンコ議員によるユーチューブでの会議中継を元にウクルインフォルムが伝えた。
スヴィリデンコ氏は、「私たちが最初の6か月間取り組む最優先課題は、軍隊への高質な供給、国内兵器生産の増加、ウクライナ軍の技術の向上だ。ウクライナ経済の自立を確保するために努力を向ける必要がある。私は今後も、ウクライナの生産者を支援することを自らの使命と見ている」と述べた。
また同氏は、内閣はウクライナの企業家を支援するために努力すると伝えた。その際同氏は、「包括的な規制の継続、事業への無許可圧力の阻止、民営化の加速、効果的な支援組織のさらなる導入だ。ウクライナで全てを行うためだ。私たちは近々、事業監査に対する全面的な猶予を導入する準備を進めている」と述べた。
加えて同氏は、新内閣はウクライナが社会的な義務を全て完全に履行できるようにすることに注力すると強調した。
その際同氏は、「私たちは、ウクライナの生産者、質の高い雇用、ウクライナ商品、ウクライナのサービス、ウクライナの輸出を支援する最も効果的な手段を維持しつつ、その規模を拡大していく。したがって、ウクライナが社会的な義務を完全に履行する機会が、私たちの明確な目標だ。私は、国内の誰もが真に肯定的な変化を感じられるようにしたい」と発言した。
なお、同日、最高会議は、スヴィリデンコ氏をウクライナ首相に任命していた。