IMF、ウクライナの今年のGDP成長率を3.2%と予想

国際通貨基金(IMF)は、ウクライナの今年のGDP成長率を3.2%、来年の成長率を6.5%と予想している。

IMFがワシントンでの世界銀行との春季会合の際に発表した2024年4月版「世界経済見通し(WEO)」に書かれている。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

WEOの欧州諸国部分では、2024年のウクライナの実質GDP成長率は3.2%と予想されている。また、昨年のウクライナの成長率は、予想されていた4.5%を上回る、5.0%となっている。

また、2025年のウクライナの実質GDP成長率は6.5%と予想されている。

その他、ウクライナの消費者物価指数は、2023年の12.9から6.4に低下する可能性が指摘されており、同指数は来年には7.6になると予想されている。

さらに、ウクライナの経常収支は、昨年はマイナス5.5、今年はマイナス5.7、2025年はマイナス8.2と予測されている。

失業率は、2023年の19.1%から、今年は14.5%に減少。2025年は13.8%となることが予測されている。