キーウへの電力供給状況は安定している=電力会社

ウクライナの電力会社「ヤスノ」のコヴァレンコ総裁は3日、キーウへは多くの電力が供給されており、その消費量は、設定した制限量を超えていないと指摘した。

コヴァレンコ総裁がフェイスブック・アカウントで報告した

コヴァレンコ氏は、「私たちは新年を爆発の下で迎えた。しかし、花火の爆発では全くなく、ミサイルや『シャヘド』のものだった。狂った敵は変電所と戦い続けている。そう、電力システムには新たな損傷がある。しかし、ウクライナ軍と恒常的な修理のおかげで、状況は現在安定していると言うことができる」と書き込んだ。

同氏はまた、1月3日、キーウの電力供給は緊急状況から「安定化計画」に戻ったとし、暖かい気温と生産業やビジネスが休日だったことから、新年の祝日をほとんど停電なく過ごせることができたと伝えた。

同時に同氏は、「しかし、現在全て戻ってきている。システムにダメージを与えないために、同僚たちは私たちの消費量をモニターしなければならない。今のところの予想は好ましいものだ。キーウへは多くの電力が送られており、私たちは、制限を超えずに、完全に予定通りに活動している」と書き込んだ。

また同氏は、新たな攻撃がなければ、他の停電は予定していないと伝えた。同時に局地的に緊急停電が発生する可能性はまだ大きいとし、そのような事故を起こさないためには、停電終了後に急に全ての電気機器を使い始めることはしないようにと要請した。

写真:DTEK社