今ウクライナで900万人の人々のところで停電が起きている=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、26日夜の時点でウクライナでは約900万人の人々のところで停電が起きていると伝えた。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、全ての電力会社の従業員、修理班の人々に対して、週末、クリスマスイブとクリスマスに人々が電力を得られるように仕事をしてくれたことにつき謝意を伝えた。同氏はまた、「もちろん、不足は残っている。停電はまだ続いている。今夜の時点で、ウクライナの様々な地域で約900万人のところで停電が起きている。しかし、停電の数と長さは、徐々に少なく、短くなっている。この結果を生み出している一人一人の人に感謝している」と発言した。

同氏はまた、政府関係者と電力状況とインフラに関して特別会議を開催したと報告した。そして、「来年に備えている。冬季への備えだけではない。排除しなければならない脅威がある。行わねばならない行動がある。そして、国家は必ずそれを実行する」と発言した。

なお、ウクライナでは、10月10日から、ロシア軍によるウクライナの電力インフラ施設に対する大規模なミサイル・無人機攻撃が断続に行われており、それにより各地で広範な停電が生じている。

写真:大統領府