ＥＵ、ウクライナに３０００万個のＬＥＤ電球獲得の資金を提供へ

フォンデアライエン欧州委員長は１３日、欧州委員会はウクライナへの約３０００万個のＬＥＤ電球提供のための資金を拠出すると発表した。

フォンデアライエン委員長がツイッター・アカウントで国際会議「ウクライナの人々と共にある」での発表を伝えた。

フォンデアライエン委員長は、「私たちは、ウクライナへの最大３０００万個のＬＥＤ電球の提供の資金拠出を行う。私たちのパートナーから５０００万個の同様の電球が届けられたら、それは１ＧＷの節約となる。それは、原子力発電所１基の年間出力だ！　暗い時代、私たちは、ウクライナの友人たちとともにある」と書き込んだ。

また、ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済相は、ウクライナ政府は近々、国民のために古い電球をＬＥＤ電球へと無料で交換するプログラムを開始すると伝えた。経済省広報室が発表した。

スヴィリデンコ氏は、欧州委員会の今回の発表を伝えつつ、「電球を省エネタイプのＬＥＤ電球に取り替えるだけで、負荷がピークの際の電力消費量を７〜１０％削減することができる。近々、経済相は、ＬＥＤ電球を受け取ることのできる詳細な説明書を発表する。メカニズムは最大限シンプルなものとなる」と伝えた。

同氏はまた、電球の交換数は５０００万個となる計画だとし、それが電力システムへの負荷を著しく軽減することになると伝えた。