ウクライナはすでに150万トン以上の食糧を輸出=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は8月31日、いわゆる「穀物回廊」を通じて、ウクライナの3つの海洋港から、すでに150万トン以上の食糧が輸出されたと発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「今日は、ウクライナにアフリカの国々の食糧安全の真の保証者としての地位を取り戻した私たちの農業従事者、港湾従業者、外交官、政府関係者皆に感謝したい。2万3000トンのウクライナの小麦が国連世界食糧計画によってすでにジブチの港に到着した。そして、それらは、現在過去40年で最悪の干魃が起き、数百万人の人々が飢餓の際にあるエチオピアの住民へと送られる。また、アラビア半島の国々との関連の繋がりも取り戻している。すでに4万トンの小麦がイエメンへと向かっている。総じて、すでに150万トン以上の私たちの食糧が、穀物輸出イニシアティブにて稼働した3つの港から海路にて輸出された」と報告した。