ウクライナの小麦を載せた貨物船、ジブチに到着 アフリカへの到着は初

ウクライナの小麦2万3000トンを積んだ、国連機関のチャーターした貨物船が30日、ジブチに到着した。

ウクライナのインフラ省がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表によれば、今日、国連世界食糧計画(WFP)のチャーターした貨物船「ブレイヴ・コマンダー」がジブチに到着したとし、同船には2万3000トンの小麦が積載されており、今後さらにエチオピアの消費者に届けられるという。

クブラコウ・インフラ相は、「穀物イニシアティブ署名の瞬間から、私たちは、ウクライナの世界、特にアフリカやアジアの国々に対するグローバルな食糧面の責任を理解してきた。それらの国は、人道危機の際にある。そのため、国連との緊密な協力により、私たちは、エチオピアとイエメンの住民への支援のために農産物5万トン以上を積んだ船を出発させている。私たちは、最大限迅速かつ効果的に、受け入れ、積載、出帆のプロセスを保障している。私たちにとって、そのような輸送は、無条件の優先課題だ。WFPと食糧支援量の増加に向けた作業を続けている」と指摘した。

また同氏は、ブレイヴ・コマンダーは、8月16日にピウデンニー港を出帆した船だと喚起した。

さらに同氏は、30日には、ピウデンニー港から、WFPのチャーターした2隻目の船が出港したとし、同船「カーテリア」には、イエメンの人のための3万7500トンの小麦が積まれていると伝えた。