ウクライナ南部の港からさらに1隻貨物船がアフリカへ向け出港

18日、ウクライナ南部オデーサ州のチョルノモルシク港からウクライナの農産物を積んだ貨物船がさらに1隻出帆した。

ブラッチューク・オデーサ州軍行政府顧問がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。

ブラッチューク氏は、「朝からウクライナの農産物を載せた船が指定の港を出帆した。また、非常に重要なことだが、その他の船が荷積のために私たちのところに向かっている。今日は、4隻が入港するが、その内2隻はすでに入港済みで、それらはウクライナの小麦を載せ、手続き後に定められたルートで出港する」と伝えた。

また同氏は、定められたルートは安全であるとし、またズミーニー島の開放が本プロジェクト開始に重要な要素だったことを喚起し、ウクライナ軍への感謝を伝えた。

また、ウクライナ海洋港運営局は、フェイスブック・アカウントにて、トウモロコシを3万3000トン載せた貨物船「Iマリア」がチョルノモルシク港からの出港を伝えている。同船は、北アフリカの目的地に向かっており、数日後にはエジプトに到着するとのこと。

さらに発表には、穀物イニシアティブの合意達成後、すでにウクライナの食糧を載せた25隻の船がボスポラス方面へと出港したことが伝えられている。