ウクライナ海洋港から5回目の船団が出港

写真

13日、ウクライナ南部の海洋港「チョルノモルシク」と「ピウデンニー」から、4者合意に従ったいわゆる「穀物回廊」を通じて、5回目の船団が出帆した。

ウクライナのインフラ省が公表した

発表には、「今朝、5回目の農産物を載せた船団がウクライナの港を出帆した。船団は、チョルノモルシク港を出港した『ソルモフスキー121』とピウデンニー港を出港した貨物船『スター・ローラ』で構成される。両船には、6万3000トン以上の農産物が載っている」と書かれている。

また、13日には、チョルノモルシク港とピウデンニー港は、さらに2隻の船「ブレイヴ・コマンダー」「ペトレルS」が入港し、4万トン以上のウクライナの穀物が積み込まれる予定だと伝えられた。

なお、8月、ウクライナの港から「穀物回廊」を通じて、すでに約37万5000トンの農産物が出荷されたことがわかっている。

これに先立ち、7月22日、トルコ・イスタンブルにて、ウクライナ、トルコ、国連、ロシアの代表者が、ウクライナ南部のオデーサ、チョルノモルシク、ピウデンニーの3つの海洋港から食糧出荷を行う手段を定めた合意を締結していた。

これを受け、8月1日にウクライナのトウモロコシを載せた最初の貨物船がウクライナ南部のオデーサ港を出港していた。