モトール・シーチ社、8人乗り旅客用ヘリを建造へ

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航空機用エンジンなどを製造する民間企業「モトール・シーチ」社は、8人乗りの旅客輸送用ヘリを建造する。

26日、フォーラム「大建設:航空・観光」の際に、ボフスライェウ・モトール・シーチ社総裁が発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ボフスライェウ氏は、「私たちは、年間ヘリ60機の(建造)ラインを作った。20機作っている。発注があれば、60機作ろう。ヘリコプターは、すでに贅沢品ではなく、不可欠なものとなっている。現在、胴体製造所を開いている。次の段階は、旅客輸送用ヘリであり、完全な複合型で、欧州の部品を用いた、8人乗りのものだ。展望も需要もある」と発言した。

同氏は、救急ヘリMi-8MSB-SB.Vの紹介を行い、「ウクライナには、ヘリコプター産業が生まれた。以前にはなかったものだ。ヘリコプターは、その半分が複合ヘリである。複合型ブレードで、ガラス製キャビンで、内部は全てデジタル化されている。全て、ウクライナの設計者により作られ、認証を得ているものだ」と説明した。

さらに同氏は、救急ヘリMi-2MSB-1の紹介を行い、「25機の注文があり、来年私たちは10機納品する」と説明した。