ウクライナのエネルギー状況は他の国よりまし=ゼレンシキー大統領

ゼレンシキー大統領は、ウクライナのエネルギーを巡る状況は悲劇的ではなく、多くの他の国と比べればましな状況にあり、住民向け暖房価格は今冬の集中暖房稼働期が終わるまで上げられないと発言した。

10日、大統領が国民向け動画メッセージにて発言した

大統領は、現代の戦争は、これまでの概念を外れ、多くの異なる手段や武器を用いて行われているとし、その内の一つがエネルギーだと指摘した。大統領は、「エネルギーは、銃撃や爆発を伴わずに、大量破壊兵器となることができる」と指摘しつつ、「重要なことは、エネルギー危機は、ウクライナで起きているのではなく、世界中で起きているのだ。言うまでもなく、それは私たちの状況にも影響を及ぼしている。しかし、それは、ヒステリックなメディアが描くほどには、悲劇的では決してないし、多くの国に比べれば、ずっとましなのだ」と発言した。

大統領は、欧州では、天然ガスの料金が過去最大の1000ドルを突破し、その後2000ドルに向けて伸びていると指摘した。同時に、大統領は、ウクライナ国内ではガス料金は290ドルとなっていると強調し、「記録的な価格の上昇、不足、世界的なエネルギー危機が起きているが、ウクライナでは上昇はなく、国民向け暖房価格は2020年水準のままである。20倍にはなっておらず、昨年と同じであり、その価格は暖房期が終わるまで変わらない」と強調した。