スロバキア大統領、独露間の新ガスパイプラインは政治的目的も含むと指摘

スロバキアは、ロシアからバルト海を通じてドイツへと直接天然ガスを送るために建設されている「ノルド・ストリーム2」には、経済的目的以外に政治的目的もあると考えている。

16日、キーウ(キエフ)訪問中のズザナ・チャプトヴァー大統領がゼレンシキー大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

チャプトヴァー大統領は、「私たちは、ゼレンシキー大統領と、『ノルド・ストリーム2』プロジェクトについても話した。スロバキアの立場は明確だ。私たちは、同プロジェクトを単なる経済プロジェクトとはみなさず、政治的目的も含んだプロジェクトだとみなす。私たちは、ガスの逆流供給についても話した。なぜなら、これらは全て、ウクライナをサポートするものだからだ」と発言した。

同大統領はまた、安定して繁栄したウクライナはスロバキアの安定と平穏を促進するものだと指摘した。