日本政府、ウクライナのために米国製装備品を調達するNATOの枠組みへ資金拠出

日本政府は29日、北大西洋条約機構(NATO)による、ウクライナのためにNATO加盟国やパートナー国が資金を拠出し、米国製装備品を調達する枠組み「ウクライナの優先必要品リスト(PURL)」に対して日本円にして約22億円を拠出した。

日本外務省が公式ウェブサイトで公表した

発表には、日本はNATOの「ウクライナの優先必要品リスト(PURL)」イニシアティブに対して、1465万8000米ドル(約22億円、令和7年度補正予算)を拠出したと書かれている。

同省はその際、今回の日本の拠出は、同イニシアティブの中でも、非殺傷性装備品のみを扱うパッケージに対するものだと説明。供与される非殺傷性装備品の詳細については、今後、NATO側と調整する予定だとしている。

そして同省は、日本は引き続き、ウクライナに公正かつ永続的な平和を実現するべくウクライナ支援を実施していくとともに、日・NATO協力を強化していく考えだと表明した。

これに先立ち、今年2月、日本のNHKは、NATOがウクライナへの軍事支援のために米国製の兵器を購入して供与する枠組みに、日本が参加する方針を固めたと報じていた

これに対し、統治日本政府は、「現時点ではそのような方針で一致した事実はない」と否定していた。

また同月、ウクライナのジョウクヴァ大統領府副長官は、ウクライナと日本は、安全保障協力において大きな潜在力を有しているとし、ウクライナは日本のPURLイニシアティブへの参加に関して、日本政府の肯定的な決定を期待していると発言していた

その他、日本防衛省は29日、同省・自衛隊がドイツに所在する北大西洋条約機構(NATO)の対ウクライナ安全保障支援・訓練組織(NSATU)本部に自衛官4名を派遣すると発表していた

写真:flagi.in.ua