日本、NATOのウクライナの訓練組織に自衛官4名を派遣へ 「ウクライナでの教訓を得る」

日本防衛省は29日、同省・自衛隊がドイツに所在する北大西洋条約機構(NATO)の対ウクライナ安全保障支援・訓練組織(NSATU)本部に自衛官4名を派遣すると発表した。

防衛省が公式ウェブサイトで公表した

同省は、本件は昨年4月に中谷前防衛相がルッテNATO事務総長に対して意図の表明を行って以来、NATO側との調整を行ってきたもので、「今般、必要な調整が完了したため、派遣が実現したもの」だと説明している。

また同省は、今回の派遣は「『新しい戦い方』をはじめとするウクライナでの教訓を得ることを通じて、我が国自身の防衛体制強化につながるもの」だとし、さらには「欧州・大西洋とインド太平洋地域の安全保障が一体不可分の中、日NATOの協力を深化させるもの」だと主張している。

同省はそして、「防衛省・自衛隊は、引き続き日NATO間の安全保障・防衛協力を進めて」いくと表明している。

これに先立ち、2025年4月8日、ルッテNATO事務総長は、日本がウクライナを強力に支援していることにつき謝意を表明していた。その際ルッテ氏は、2024年のワシントンNATO首脳会合の決定にしたがい、ドイツのヴィースバーデンに設置されたNATOのウクライナのための安全保障支援・訓練組織「NSATU」へ日本が参加することを歓迎していた

写真:防衛省・自衛隊(