ゼレンシキー宇大統領、「PAC3」ミサイルの不足について「代替案に関し2か国と交渉中」
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、世界で防空システム「パトリオット」用のミサイル「PAC3」が不足しており、現在パートナー国はその大半を中東に送っていると発言した。同氏はその際、同様にそのミサイルを必要としているウクライナは、代替案を求めて2か国と交渉を行っていると伝えた。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムが伝えた。
ゼレンシキー氏は、「残念ながら、世界、何よりウクライナにおける『PAC3』の不足が解消されたことはない。総生産量が月に約60弾程度であることはご承知の通りだ。確かに欧州大陸において生産拡大に関する重要な歩みはあるが、その増産をもってしてもこの問題は解決しない。パートナーたちが全ての対弾道弾パッケージをどこへ向かわせているかを私たちは見ている。今日非常に緊迫している場所、何より中東だ。残念なことに、時としてウクライナのことが忘れ去られている。しかし、私たちは全ての人に思い出させており、私たちの声を聞いてくれるパートナーたちに感謝している。当然ながら、中東諸国でもこの問題は提起された。詳細の共有は控える」と述べた。
また同氏は、ウクライナ政権は自国への「PAC3」確保に取り組んでいくと述べた。
同時に同氏は、「正直に言えば、ウクライナだけでなく世界が、できるだけ早く代替案を探す必要がある。私たちはそのような可能性を求めて2か国と交渉中だ。結果が出れば、その時に伝える」と述べた。
また同氏は、ウクライナの防衛産業界が独自の対弾道弾システムを持つために最大限の努力を払う必要があると強調した。