ウクライナが支援なしに放置されてはならない=ルッテNATO事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は、欧州の同盟諸国は、戦闘行為には直接参加せず、対イラン作戦における米国及びイスラエルの支援に全力を尽くしているが、ロシアとの防衛戦争を戦うウクライナへの支援は引き続き優先課題でなければならないとの見方を示した。
ルッテNATO事務総長がARDとのインタビューで発言した。
ルッテ氏は、「欧州は、実際のところ、軍事作戦に参加することなく関与している。米国及びイスラエルが現在行っていることを遂行できるよう、可能な限りのあらゆることを行っている」と指摘した。
また同氏は、米国・イスラエルの作戦によって「イランによる脅威、特にイスラエルにとっての脅威は大幅に減少した」との見方を示した。
同氏はさらに、中東での戦闘行為によって米国製防空システムのミサイル在庫が枯渇することはないとの確信を示し、「防空システムの在庫に関しては、明言できる。それらは相当な量ある。それほど早く枯渇することはない」と発言した。
また同氏は、紛争がNATO諸国に拡大する可能性についての質問に対し、「NATOがここに巻き込まれると考える者は1人もいない。これはイランとペルシャ湾地域の問題だ。それらは全てNATOの領域外にある」と答えた。
同時に同氏は、現在の中東情勢にかかわらず、ウクライナへの支援を継続することの重要性を強調した。
同氏は、「私たちは米国人を支援するためにあらゆることを行わねばならないが、同時に、この戦いにおいてウクライナができる限り強力であることを確保しなければならない」と強調した。