トランプ米大統領、ロシアが和平を拒否した場合にウクライナに「トマホーク」を供与する可能性に言及

米国のトランプ大統領は12日、ロシアが平和的な情勢解決を拒否する場合には、ウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」を供与する可能性に言及した。

トランプ大統領がイスラエルへと向かう飛行機の機内で記者団に対して発言した

トランプ氏は、「トマホーク」供与可能性について11日と12日にゼレンシキー宇大統領と話し合ったことを認めた。

また同氏は、「トマホーク」がウクライナに供与された場合は、新しい攻撃の段階となるとの見方も示した。

同氏はその際、供与の場合、米国はミサイルを直接ウクライナに売却するのではなく、ウクライナに提供し得る北大西洋条約機構(NATO)加盟国に売却することになると説明した。

加えて同氏は、「ええ、私は彼にこう言うかもしれない。もし戦争が解決されないなら、私たちは本当にそうするかもしれないと。私たちはそうしないかもしれないが、しかし、するかもしれない」と述べ、さらに「彼らはトマホークが自分たちの方向に飛んでくるのを望んでいるだろうか? 私はそうは思わない」と発言した。

同氏はそして、その可能性について、プーチン氏に警告する可能性に言及した。

写真:ホワイトハウス