ロシアは週に1、2回の大規模空撃を行う能力がある=ウクライナ空軍
ウクライナ空軍のイフナト・コミュニケーション局局長は11月29日、ロシアは、自国防衛企業に問題を抱えてはいるものの、週に1、2回は、ウクライナに対して大規模な攻撃を行うのに十分なミサイル能力を有していると指摘した。
イフナト・コミュニケーション局長がテレビ番組出演時に、ロシアがどれだけの頻度で空撃を行えるかという質問に答える形で発言した。
イフナト氏は、「私たちには統計データがあり、その点については推測の必要はない。(中略)残念ながら、週に1、2回そのような大規模な攻撃が行われているが、それはロシアが十分な製造手段を有していることを語っている」と指摘した。
また同氏は、ロシアの防衛工場では火災が生じているが、大規模な攻撃は継続されていると述べた。
同氏はさらに、「これらの攻撃が激化するかもしれないことは明らかだ。そのため、私たちは西側のパートナーたちに対し、私たちへの防空弾薬、とりわけミサイルの供給を増やすようずっと要請している。(中略)それ(供給増加)がなければ、そのような攻撃から国を守ることが困難になることは明らかだ」と発言した。