トランプ米大統領、巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナ供与可能性に言及
米国のトランプ大統領は6日、巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナへの供与に関して「ある種」決めたと述べた。同時に同氏は、ウクライナがそのミサイルをどのように使用するつもりなのかを知りたいとも発言した。
トランプ大統領がホワイトハウスで記者団を前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
記者から「トマホーク」のウクライナへの直接ないし北大西洋条約機構(NATO)を通じた間接での提供について質問されると、トランプ氏は、「ええ、私はある種決めた」と答えた。
その際同氏は、まずはそのミサイルがどのように使われるかについて知りたいとも発言した。
同氏はその他、ロシアの対ウクライナ戦争は決して始まるべきではなかったとしつつ、双方が「悪い決定」を下したとも主張した。
記者から、(編集注:米国製兵器の使用を前提として)ウクライナ軍のロシアの施設への攻撃の際の距離に制限をかける予定かと質問されると、トランプ氏は、まずはいくつかの質問をしたいと答えた。その際同氏は、「私はエスカレーションは望まない」とも発言した。
写真:ウクライナ大統領府