ウクライナは有志連合とパートナー国との二国間協定を通じて安全の保証を構築=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、同国の将来の安全の保証を「有志連合」とパートナー国との二国間協定を通じて構築していると発言した。
ゼレンシキー大統領がデンマーク訪問時のフレデリクセン同国首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「安全の保証について。私たちはもう『有志連合』の枠内とパートナーたちとの二国間レベルで、具体的な安全の保証に取り組んでいる。デンマークとのものをはじめ、二国間協定の形での強力な基盤がすでにある。私たちは、ウクライナの将来の安全保障は(編集注:NATOの)第5条に類似した保証を想定せねばならないというビジョンを共有している。そして今日、私たちは将来に協議し、また各国の貢献についても話し合った」と伝えた。
同氏はまた、今後当事国は「陸、空、海、サイバー空間で、誰が何を行っていくか」を定めていくことになると伝えた。
その際同氏は、「ロシアに対抗するために十分に強く、十分に数のある私たちの軍がこのシステムの核である。それは、武器と資金を意味し、それに私たちは取り組んでいる」と指摘した。
さらに同氏は、ウクライナは米国から、一定の保険メカニズムを保障する準備についてのシグナルを受け取っていると発言した。
なお、3日、ゼレンシキー大統領はデンマークを訪問している。
写真:大統領府