「有志連合」、近日中に米国とウクライナの安全の保証について協議へ
「有志連合」の計画チームは、ウクライナに信頼できる安全の保証を提供し、戦闘行為が停止した場合に「再保証軍」を派遣する準備を進めるため、近日中に米国側の代表者と会談する。
スターマー英首相が19日、30か国以上の諸国首脳が参加した「有志連合」のオンライン会合の後に発言した。英国政府広報室がスターマー首相の発言を公表した。
スターマー氏は、ワシントンでの会談の結果を「有志連合」の参加者たちに報告し、会談では「ウクライナのための公正で永続的な平和を確保するという真の一体感と共通の目的があったことは明らかだったと述べた。
また同氏は、「次のステップは、『有志連合』の計画チームが、強固な安全の保証を提供し、戦闘行為が停止した場合に『再保証軍』を展開する計画をさらに強化するために、近日中に米国のカウンターパートと会うことだ」と語った。
会合中、「有志連合」諸国の首脳たちは、新たな制裁などを通じて、ロシアへの圧力をどのように強化するかについても議論したという。それは、「プーチン氏が違法な侵攻を終わらせる真剣な行動を起こす準備ができていることを示すまで」行われるという。
なお、同「有志連合」オンライン首脳会合には、日本の石破首相も参加した。
写真:ウクライナ大統領府