欧州はウクライナの安全の保証に公正な責任を担うべき=マクロン仏大統領
フランスのマクロン大統領は18日、ウクライナ、米国、ロシアの三者首脳会談のアイデアは欧州諸国の参加を得て、四者形式へと発展するべきだと訴えた。
マクロン仏大統領がホワイトハウスでのトランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領、欧州複数首脳による拡大会談の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
マクロン氏は、「このテーブルを囲む全ての人々が平和を支持している。そして私たちは、強固で永続的な平和を達成するために、ここ数年間、非常に多く作業をしてきた。だからこそ、三者会談の構想は非常に重要だ。なぜなら、それは唯一の解決策を見出す道筋だからだ」と述べた。
そして同氏は、三者会談の後には、欧州の安全の保証も協議される四者会談が必要になると指摘した。その際同氏は、「次のステップとしては、おそらく四者会談が必要となるだろう。なぜなら、安全の保証について話す時には、それは欧州大陸全体の安全保障に関わるからだ。この理由から、私たちは皆、この問題においてウクライナと一体なのだ」と指摘した。
さらに同氏は、停戦と戦闘停止の構想を支持していることを強調しつつ、永続的な平和のためには安全の保証が必要だと主張した。
同氏はそして、「その1つ目は、当然ながら、今後何十年も続く、強力で戦闘能力のあるウクライナ軍である。2つ目は、私たち自身、私たち全員のコミットメントだ」と指摘した。
同氏は加えて、欧州はウクライナのための保証において、自らの安全にも関わることであるため、公正な責任を担うべきであることを完全に認識していると伝えた。