ウクライナ議会、日本との情報保護協定を批准
ウクライナ最高会議(国会)は17日、同国と日本の間の情報保護協定を批准する法律を採択した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した。
ジェレズニャク議員は、同批准法は293名の議員が賛成したと伝えた(過半数は226)。
また、在ウクライナ日本国大使館も、Xアカウントに、同採択を歓迎するコメントを掲載した。
日本大使館は、「私たちは、最高会議による日宇情報保護協定の批准法の採択を歓迎する! それは、さらなる互恵的情報交換を促進するものである。今日、私たちは、両国の協力深化にさらに一歩近付いた」とコメントした。
なお、日本とウクライナの情報保護協定については、2023年3月の岸田前日本首相のキーウ訪問時に、ゼレンシキー宇大統領との会談の際に、その締結に向けた調整開始を発表。2024年2月には、本格的な締結協議が始まった。その後、2024年9月に、米国での岸田・ゼレンシキー会談の際に、岸田氏が情報保護協定が実質合意に至ったことを歓迎していた。
その後、2024年11月16日、岩屋日本外相のキーウ訪問時に、両国は情報保護協定を締結していた。