ロシアは対話するのではなく、正気にさせねばならない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、欧米パートナー諸国に対して、ロシアの独裁者プーチンと交渉するのではなく、自衛を行うよう呼びかけた。
ゼレンシキー大統領が英ガーディアンへのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「プーチンは何についても尋ねたことはない。彼はただ私たちの領土に侵攻したのだ。であれば、現在戦争の生じている大陸に暮らす人々が、どうして彼に尋ねる必要があるのだ? もしかしたら、私たちはその幼稚なやりとりを止めるべきでは? 私たちには私たちの安全の保証がある。欧州は自衛せねばならない。なぜなら、これは欧州のことだからだ。ロシアはロシアだ。彼らは正気にさせねばならない」と発言した。
その他同氏は、ウクライナ人は自国軍を強く信頼していると指摘した。
同氏はその際、「もし私たちの軍を真剣に拡大できる可能性があり、そこに武器と資金が投入できるのであれば、私たちは別の(国の)部隊がなくても生きていけるが、しかし、繰り返すが、これは欧州の防衛なのだ。彼らの部隊が私たちのところ、海なり陸なりに生じるかもしれないというのは、つまり、彼らが防衛を維持していくということだ。なぜなら、プーチンは私たちの後に彼らの国に向かうからである。よって、それは彼らにとって必要なことなのだ」と強調した。