ウクライナ、自爆型無人艇購入資金の募金開始

ウクライナにオンラインで用途別に募金する政府運営サイト「ユナイティド24」は22日、保安庁(SBU)のために自爆型無人水上艇を35隻購入するための募金を始めた。

フェドロウ・イノベーション・教育・科学・技術発展担当副首相兼デジタル移行相がテレグラム・チャンネルで発表した

フェドロウ副首相は、「35隻の無人艇購入用の募金を告知する。ファンドレイジング・プラットフォーム『ユナイティド24』、オレフ・ホロホウシキーとモノバンク(編集注:民間銀行)、セルヒー・ステルネンコとイーホル・ラチェンコウ(編集注:著名活動家)が、SBUの水上艇『シー・ベイビー』購入のために2億9750万フリヴニャ(編集注:約12億円)を集める」と伝えた。

同氏は、「シー・ベイビー」は、SBUが開発した自爆型水上艇であり、850キログラムの弾薬を積み、時速最大90キロメートルで走行距離1000キロメートルを走れると伝えた。また同氏は、無人艇はすでに黒海情勢をさせており、ロシア軍艦船を破壊していると指摘した。

国外からの募金は、「ユナイティド24」ウェブサイト内の無人艇用募金特設ページから可能。

なお、2022年11月、フェドロウ副首相は、「ユナイティド24」を通じて1隻目の無人水上艇の購入資金が集まったと伝えていた。同無人艇の名前は「ヘルソン」と名付けられていた。

2024年2月、ウクライナ情報総局は、ロシア軍黒海艦隊のタランタル型ミサイルコルベット「イヴァノヴェツ」と大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」を無人艇を使い破壊。その際の作戦は、「ユナイティド24」の支援を受けて実現されたと説明されていた。

写真:ユナイティド24/SBU