「私がまだ求めているのは現代的な戦車と航空機」=レズニコウ宇国防相

ウクライナのレズニコウ国防相は、現在国際パートナーからウクライナへの現代的な戦車と航空機の提供に向けて作業しているが、まだその決定は下されていないと発言した。

レズニコウ国防相がBBCウクライナ語版へのインタビュー時に発言した

レズニコウ氏は、「私がまだ求めて闘っている物が2つある。それは、現代的な戦車と航空機だ。今のところ私たちはそこまで到達していない。しかし、私は、それを実現できると確信している。私にとって、現時点での『それは不可能だ』という返事は、将来であれば可能だ、ということを意味する。問題はどのような物かである。なぜなら、仮に誰かがF-16が解決策だと思っているなら、それは大きな誤りだからだ。私たちの飛行場は、F-16への準備がない。そこにはニュアンスがある。そのため、もしかしたら私たちは別の航空機が必要かもしれない。F-16だけが優れているのではないのだ。他の現代的基準の航空機、例えば、スウェーデン製のグリペンだ」と発言した。

同氏はまた、昨年11月時点では、米国からはスティンガーのウクライナへの提供は不可能だと言われたが、1月にはすでに提供を受けていたと指摘した。

さらに同氏は、現在ウクライナ人はもうスティンガーだけでなく、155ミリ口径榴弾砲、高機動ロケットシステム「ハイマース」、MLRS、各種装甲車両を使っていると強調した。

その点で同氏は、航空機もウクライナに提供されるようになるだろうとし、全ては「一歩ずつ」進むのだと確信を表明した。

写真:国防省