レズニコウ宇国防相、国際ウクライナ軍事支援会合を総括

ウクライナのレズニコウ国防省は、26日に開催された独領米ラムシュタイン空軍基地で開催された40か国以上の国防省関係者が参加したウクライナ軍事支援会合では、3つの議題が協議されたと伝えた。

レズニコウ国防省がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

レズニコウ氏は、「このかつてない出来事」は米国のリーダーシップ、特にオースティン米国防相とミリー統合参謀本部議長のおかげで開催されたものだと指摘した。同氏は同会合は、クレムリンを抑制するだけでなく、専制国家ロシアに勝利し、文明世界がこの戦争に勝利する可能性を確保することを目的とした真の連合だと強調した。

またレズニコウ氏は、「私たちは、ロシア侵略と抵抗する上で、ウクライナへの支援に関する短期的な緊急決定に関する3種の問題を協議した。また、長期的視点として、戦略的挑戦を見据えて、どのように私たちの防衛を強化するかということも審議した」と発言した。

さらに同氏は、同会合ではウクライナ防衛問題諮問グループが作られたとし、そのグループが今後恒常的に活動し、1か月に1回パートナーと調整活動を行っていくと指摘した。それにより、武器供給のプロセスを最適化した上で加速し、ロジスティックを補完していくことになることが期待されているという。

加えて同氏は、「哲学レベルの地殻変動」が生じたとして、西側の武器の口径・技術へ移行するという戦略的決定がついに採択されたと指摘した(編集注:ソ連式武器からNATO式武器への移行を意味する)。同氏は、ウクライナはもう155ミリ口径の火砲を受け取っており、それが段階的にウクライナとNATO加盟国の軍の完全な相互互換性を保障していくことになるとし、それはまたNATOの東方加盟国の強化にもつながると指摘した。

同氏は、「3か月前には、その課題はほとんど不可能だと思われていた。しかし、ウクライナの戦士たちの勇敢さと専門性、ウクライナの人々の強靭さにより、全てが変化したのだ」と発言した。同氏は、この移行は、ゼレンシキー大統領個人の甚大な作業や、さらには、シュミハリ首相、イェルマーク大統領府長官、クレーバ外相の積極的な活動のおかげでだと指摘した。

また同氏は、「移行」がラムシュタインにおける鍵となる言葉だったとし、30年以上の移行が今最終段階に入りつつあると強調した。

これに先立ち、26日、独領ラムシュタイン米空軍基地で開催された対ウクライナ軍事支援会合が開催されていた。同会合にて、主催のオースティン米国防長官は、「米国は、ロシア侵攻と戦うウクライナの支持のために空と大地を動かす」と発言し、「私たちは、時間を失うことはできない」と強調し、ウクライナは武器と機材を緊急に必要としていることを参加国に伝えていた。

写真:大統領府