カナダ政府、ウクライナでの軍訓練ミッションの期間、半年延長へ=報道

カナダ政府は、2015年に開始したウクライナ軍訓練ミッション「UNIFIER」を半年間継続する。

カナダのグローブ・アンド・メール紙が同国政府内関係者の発言を報じた

報道には、カナダ政府は、ウクライナにおける軍訓練ミッションのマンデートをさらに6か月間延長する意向であり、また指導官の人員数の増加や防衛用兵器・機材のウクライナへの供与についても考えていると伝えた。供与が検討されているのは、銃器、ナイトゴーグル、ヘルメット、ボディアーマー、通信機だという。また、「諜報・サイバーセキュリティ情報の提供可能性も検討されている」と書かれている。

さらにこの関係者は、英国と異なり、カナダは対戦車システムをウクライナへ供与する準備はないと発言した。

なお、カナダ政府は、現在ウクライナ領にて「UNIFIER」という作戦でウクライナ軍人の訓練を実施している。UNIFIER訓練ミッションでは、2015年に始まり、約200名のカナダ軍人がウクライナ軍人に近代戦闘の訓練を行っている。