ゼレンシキー大統領ら、ドネツィク空港防衛戦の戦死者を追悼

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ゼレンシキー大統領ら、ウクライナ政権幹部は20日、ウクライナ東部ドネツィク空港防衛戦にて亡くなった軍人を追悼する式典に出席した。

ウクライナ大統領府広報室が発表した

式典は、国防省敷地内の「記憶の鐘」近くで開催されたとのこと。

行事の際、色々な歳の「1月20日」に戦死した54名の軍人の名前が読み上げられた。とりわけ、2015年1月20日、ドネツィク空港防衛戦で亡くなった軍人は51名だったという。

写真:大統領府

戦死者一人一人の名前が読み上げられる度に、鐘が鳴らされ、空砲が撃たれた。

ゼレンシキー大統領はその後、追悼碑に献花を行った。

式典にはその他、シュミハリ首相、ステファンチューク最高会議議長、レズニコウ国防相、イェルマーク大統領府長官が出席した。

2015年1月20日、242日間続いたドネツィク空港防衛戦が終了した。1月20日、武装集団の襲撃が継続し、ドネツィク空港新ターミナルが破壊された。その後、ウクライナ軍司令部は、同敷地からのウクライナ軍人の撤退を決定、1月22日には崩壊したターミナルからウクライナ側の完全撤退が完了している。

2014年5月26日から2015年1月22日までの242日間続いたドネツィク空港防衛戦は、ウクライナ軍人の不屈の精神の勇敢さの象徴として知られている。