OSCE監視団、10月26日の宇東部ドネツィク州の停戦違反435件と報告

東部情勢

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、10月26日にウクライナ東部ドネツィク州にて435件、ルハンシク州にて20件確認したと報告した。

27日付SMM日報第252/2021に書かれている

報告によれば、同観測期間(25日19時30分から26日19時30分まで)ドネツィク州では435件の停戦違反が確認、その内、86件が爆発だったという。

大半の違反は、ドネツィク市から南へ41キロのペトリウシケ(非政府管理地域)領域内及びその周辺とドネツィク市から南へ100キロのシローキネ(政府管理地域)から北の地点にて発生したと書かれている。

ルハンシク州では、確認違反件数は20件、その内3件が発生源不明の爆発だったと報告された。

大半の違反は、ゾロテーの兵力等引き離し地点の近くで確認されたという。

写真・図表:SMM