大汚職事件の捜査は続いている=ウクライナ汚職犯罪捜査機関トップ
ウクライナのクリヴォノス国家汚職対策局(NABU)局長は10日、「ミダス事件」と呼ばれるエネルギー部門の大汚職事件の捜査はまだ完結しておらず、現在も様々な情報の入手を進めていると発言した。
クリヴォノスNABU局長が記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クリヴォノス局長は、「この事件全体に関すると、現在、EU諸国を含めて、おそらく約10の様々な法域(編集注:国)と活発に協力している。国際法的支援の要請をもとにした、金融取引、口座、資産に関する情報の入手に関してだ」と語った。
クリヴォノス氏はまた、現時点で容疑の公表は行わないと述べ、捜査の進展を待っている状態であり、手続き上可能になった時にウクライナ社会とコミュニケーションを行うと説明した。
同氏は、「今は慎重にコミュニケーションをとるようにしている。それは証拠の収集、関連の鑑定の実施、国際的法域(編集注:外国)からの回答待ちといった特定の要素が関係している。しかし、間違いなくこの事件はこれで終わりではない。捜査は継続中である」と明言した。
記者からの(編集注:イスラエルへの)引き渡し手続きに関する質問に対しては(編集注:ミンジチ容疑者が同国に滞在していることが知られている)、クリヴォノス局長は、手続きは進行中であるが、かなり長期を要するプロセスだと答えた。同氏はその際、「引き渡し要請を送信するためのあらゆる措置が完了次第、要請を行う。その刑事捜査の容疑者らの引き渡しに向けて、イスラエル及びその他の国々と協力していく」と述べた。